呼ぶと足下に近づいてくる犬。話しかけるとじっと見つめる猫。ペットに言葉は必要で,それは,ドットとマグネシウムのものであっても,おんなじなのだ。
ソニーコミュニケーションネットワーク社は27日,音声による操作ができる電子メール・ソフト「ポストペット・ビアボイス対応版」を発表した。ウインドウズ98/95で動作する。このビアボイス版では,マイクに向かって発声すると,キャラクターが反応し感情を示したりなどのアクションを見せる。
発表会でもそのような発言があったように,ペットに対して発声で愛情を与えるのは至極普通の流れ。ポスペがここまで普及した今となっては,この試みも,う〜ん,そう来たかぁと素直に感じてしまう。音声だけで,おやつを与えたり,おもちゃを与えたり,体を洗ったりなんかもできるようで,,,意識することなく使える「音声」を利用することは,いわば今までの旧態依然としているデバイスからの開放をうながしてくれる。ペットをかわいがるのにマウスとキーボードはないだろう,と,改めて思ってしまう。ソニーのアイボがそうだったように,デバイスを感じないということは,親近感と愛着感を生む。
に,してもソフトとピンク色の特製ヘッドセットマイクを同梱したパッケージで,価格は2万1円のこの商品(ソフトだけだと2980円,ポストペットパークでのみ販売)。2万円で飼うペットはきっとかわいいんだろうなぁ(^_^)。
|